メルキュベリー

M−1アリスグランプリ:メルキュベリー




ラプラス「逆十字に絡む苺わだちのコンビネーションは如何に!エントリーナンバー024メルキュベリー!」

水銀燈「水銀燈よぉ。」
雛苺「ヒナなのー!二人合わせてメルキュベリーなのー!」
水銀燈「・・で、なんなのぉ?コレ。」
雛苺「うゆ?」
水銀燈「何で私がアナタみたいな泣き虫と組まなきゃならないのよぉ。」
雛苺「うー!泣き虫じゃないのー!」
水銀燈「大体、何で私が・・」
雛苺「嬉々としてコンビ名考えてたくせに・・」
水銀燈「な、何言ってるのよぉ!冗談はよしてよぉ。」
雛苺「ま、いいけどね。」
水銀燈「変なこといわないでよぉ。」
雛苺「とにかく、早く台本通りに進めるのよ。」
水銀燈「あ、あなたねぇ・・そういうことを。」
雛苺「ヒナは医者をやるから水銀燈は看護婦なのー」
水銀燈「唐突過ぎよぉ!順序があるでしょぉ?」
雛苺「うゆ。」
水銀燈「仕方ないわねぇ・・病院ネタなのねぇ?」
雛苺「うゆ。じゃあ気を取り直していくのー。」

雛苺「あのね、ヒナは将来お医者さんになりたいのよ。」
水銀燈「お医者さんは大変よぉ。大丈夫なのぉ?」
雛苺「だから今日は練習したいな・・と思って。やってくれる?」
水銀燈「構わないわよぉ。」
雛苺「じゃあ、ヒナは医者をやるから水銀燈は看護婦なのー。」
水銀燈「で、何をするのぉ?」
雛苺「オペやるのよ、オペ!」
水銀燈「分かったわぁ。」
雛苺「メス。」
水銀燈「・・(パシ)。」
雛苺「クーパー。」
水銀燈「・・(パシ)。」
雛苺「ローザミスティカ。」
水銀燈「・・・。っていきなり何言ってるのよぉ!」
雛苺「雪華綺晶対策にもう一つ欲しいなと思って。」
水銀燈「うにゅーが来ると思って用意してた私の身にもなりなさいよぉ!」
雛苺「うにゅーはありきたりと思って。」
水銀燈「怖いわぁ、この子。」
雛苺「真紅の右腕?いだ人形のセリフじゃないのー。」
水銀燈「あんまりそういうこと言わないでよぉ。」
雛苺「というか水銀燈。」
水銀燈「何よぉ。」
雛苺「水銀燈、うにゅー用意してくれてたのね。」
水銀燈「な、何か問題でもぉ?」
雛苺「ふふ、案外優しいのね。」
水銀燈「な、何よぉ!別にうにゅー持ってきたぐらいでぇ!」
雛苺「水銀燈もうにゅー好きなの?」
水銀燈「う、うにゅーは別に好きでも嫌いでもぉ・・。」
雛苺「・・・水銀燈。」
水銀燈「何よぉ。うにゅーが欲しいなら後であげるわよぉ。」
雛苺「うにゅーの正式名称、苺大福って言うのよ。」
水銀燈「・・・・え?」
雛苺「うにゅーを連呼する誇り高いローゼンメイデン第一ドール水銀燈。」
水銀燈「な、なによなによぉ!別になんでもいいでしょぉ!」
雛苺「うろたえる水銀燈もまた格別。」
水銀燈「うるさいわねぇ!もうアナタとはやってらんないわぁ!」
雛苺「どうもー」
水銀燈「ありがとうございましたぁ。」



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