モケポン

目指せポケモンマスター〜オツキミ山前ポケモンセンター編〜



オツキミヤ山前ポケモンセンター

ピカチュウ「あーもう、ニビシティからここまで人多いっつーの。」
サトシ「あんまりポケモンと戦ってない気もするが。」
ピカチュウ「お前がちゃん指示ださねーからだよ、4流トレーナーが。」
サトシ「ぐぬう・・。」
ジョーイ「ポケモンの回復をしますか?」
サトシ「女医?」
ピカチュウ「死なすぞ。・・・あ、お願いします。」
サトシ「俺も・・。」
ピカチュウ「手前はそこで大人しくしとけ。」
サトシ「・・・・ハイ。」
ジョーイ「しばらくお待ちください。」

数分後

ピカチュウ「オイ、終わったぞ・・・ってなにしてんだ?」
サトシ「何か、ポケモン売ってるんだよ。」
露店「もう、ここで逃せば次は無いですよ!」
サトシ「何のポケモン?」
露店「いやあ、これはもうめずらしい幻のポケモンでして・・・。」
ピカチュウ「それ、いくらなんだ?」
露店「現品限りの見切り商品!たったの500円で提供させていただきます!」
ピカチュウ「オイ、お前ここに来るまでしょうきんもらってたっけ?」
サトシ「いや、さすがに倒れてる相手に・・・な。」
ピカチュウ「妙な所で正義感出しやがって、ボケ!・・つーことは所持金は・・・。」
サトシ「408円のままだ。」
ピカチュウ「コイツ、ツカエネー!!」
露店「おや、どうされましたかな?」
ピカチュウ「ったく仕方がねえなあ!」
露店「お買い上げになりますか?」
ピカチュウ「いや、買いたいんだけどよ、こっちの通貨もってねえんだよ。」
露店「アイヤ!観光客の方でしたか!もちろん、ユーロでもドルでも何でもOKですよ。」
ピカチュウ「何でも・・・か。」
露店「ハイ、何でも!」
ピカチュウ「よし!買った!500円分丁度!」

ピカチュウの10万ボルト!

露店「・・・・・・・。」
サトシ「ちょ、ピカチュウ・・何を。」
ピカチュウ「今の相場は1円=200Vなんだよ。」
サトシ「・・・・あ?」
ピカチュウ「だから500円=10万Vってな、ハハハハ!」
サトシ「何が?」
ピカチュウ「ったく、しらけさせやがって、ほらよ!」
サトシ「ここに来て2匹目のポケモンか。」
ピカチュウ「図鑑とかもう頭にねーだろ。」
サトシ「・・・なあ、この魚何?」
ピカチュウ「コイキングしらんのか?」
コイキング「・・・・・ピチピチ・・・。」
サトシ「預けよ。」

パソコン前

サトシ「起動させたのはいいが・・・あずけるのってどれ?」
ピカチュウ「お前よく旅の許可が降りたな。」
サトシ「旅するって言ったら喜んでたよ。」
ピカチュウ「時既に遅しと言うわけか。」
サトシ「この誰かのパソコンってやつか?」
ピカチュウ「ああ、それに預けたらOKじゃ。」
サトシ「誰かのパソコンに預けるってお前どういう神経してんの?」
ピカチュウ「システム的なことに突っ込むな、潰すぞ。」
サトシ「もう、預けるのやめる。」
ピカチュウ「ったく、とっととハナダシティ行くぞ。」
サトシ「もう、しんどい。」
ピカチュウ「救いようが無いな、コイツ。」




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