モケポン

目指せポケモンマスター〜タマムシジム編〜




ピカチュウ「さっさとジム行くぞ。いあいぎり必要だから船長さん用意しとけよ。」
サトシ「っつーかオレしんどいんですけど。」
ピカチュウ「しらんがな、ボケ。戦うのお前とちゃうんやからキビキビ動け、能無し。」
サトシ「そう言っても、もう日ぃ暮れてますやん。一旦休憩しましょうや。」
ピカチュウ「ったく根性の無いガキやのぉ・・・宿あるから行くか?」
サトシ「イヨッ!待ってました!。」
ピカチュウ「コイツ、絶対ロクな大人ならんぞ。」

宿屋

宿屋「すいません、今満席なんですよ。」
ピカチュウ「お前んとこ毎回満席やのぉ。一見さんお断りか?オォ?」
宿屋「い、いえ決してそのような。本当申し訳ありません。」
ピカチュウ「まぁ、こっちは別にこのまま下がっても構わ・・。」
サトシ「ウワアアァァァァァアアアア、ギャホッベホマップンゲリャス!」
ピカチュウ「ジャッカシャア!誰のために交渉してると思ってんのジャ!」
サトシ「お前それ、半分趣味やろ・・いや、そんなことより!」
ピカチュウ「まぁ、趣味とまではいかんが・・・って何があった?」
サトシ「ここの宿屋・・何も無いのに何かあるんだよ!」
ピカチュウ「ああ?なんだそのトンチ話は。」
サトシ「ほら!ここの隅っこ!」

「ピーピロピロ。」

サトシ「ほら!変な電子音が!そして何故かポケモンあずけるとか逃がすとか!」
ピカチュウ「あー・・それはだなぁ・・・。」
サトシ「シオンタウンの近くだから絶対何か影響あるんだって!ヤッベ!マジヤッベ!」
ピカチュウ「落ち着け、というかその口調ヤメロ。」
サトシ「今すぐジム行って倒して次行こう。ホラ、行くぞピカチュウ!モタモタすんな!」
ピカチュウ「コヤツ・・ホンマに奥歯ガタガタ言わせたろうか・・。」

タマムシジム前

船長はいあいぎりできりまくった!

船長「イヤァ!」
サトシ「いつみても凄いですよ、船長さん!」
ピカチュウ「ああ、惚れ惚れするな。きりまくったというか、一刀両断だもんな。」
サトシ「ありがとう船長さん、ボールに入って休んで・・」
船長「・・・サトシさん、しばしお時間を・・。」
サトシ「どうしまいした?」
船長「不埒者の匂いが・・・。」
サトシ「む、ジムの前に初老の男が!」
初老「グフフ、タマムシジムはええ!かわいい女の子ばっかりじゃ!」
船長「貴様・・ふしだらな目でご婦人たちを!」
初老「おやおや、君達もどうだい?」
船長「問答無用!悪党成敗、抜刀才!」
初老「ギャウ!・・バタ。」
サトシ「匂いで判断するとは・・畏敬の念を感じずにはいられない。」
ピカチュウ「いや・・でもよぉ・・・まあ、いいんだけどさ。」
船長「ふぅ、歳の割りにはしゃぎ過ぎましたかな。少し疲れましたわい。」
サトシ「ご苦労様、戻れ!船長さん!」
ピカチュウ「船長さんって呼ぶのになんで戻れは命令口調なんだよ。」
サトシ「基本設定GBってお前が言い出したんだろう。」
ピカチュウ「ッチ!」

タマムシジム

ピカチュウ「ここは草タイプのワールドだ。リーダーのエリカはお嬢様な感じだ。」
サトシ「どっちの?」
ピカチュウ「殺されて来い。」
エリカ「あら、挑戦者の方ですか?」
サトシ「いかにも、私が挑戦者でございますぞ?」
ピカチュウ「不審なだけだ、普通にしゃべれ。」
エリカ「私、あまり戦いは好きではないのですが・・そういうわけにもいかないようですね。」
サトシ「フフン、かかってきなさい!」
ピカチュウ「お前は挑戦者だろう・・。」
エリカ「いきなさい、ラフレシア!」
ピカチュウ「むう、匂いが・・・あまりしない?むしろ心地よい・・・?」
エリカ「私が丹精込めて育てたラフレシア・・普段は心地よい匂いが漂うように育て上げましたわ。」
サトシ「流石に中盤からのトレーナーは一味違う・・育て方がハンパじゃないぜ。」
ピカチュウ「ああ、あの異臭を放つラフレシアをここまで・・相当苦労したはずだ。」
エリカ「いえいえ、ラフレシアを育てるのは、ラフレシア(楽ですわ)」
ピカチュウ「・・・・ん?」
サトシ「・・フフ、ならばそのウツドン。そちらは大変苦労したんじゃないですか?」
エリカ「あら、よく分かりましたわね?」
サトシ「だってそれは・・・。」
サトシ・エリカ「「ウツドン(鬱ドン)だから」」
ピカチュウ「・・・・ゲームコーナー行ってくるわ。」
サトシ「なんでだよ、どうしてそんなことを急に!」
エリカ「全く、ナゾノクサですわ。」
ピカチュウ「一生やってろ!」
サトシ「なんでそんな怒るんだよ。うーん、とってもフシギダネ。」
エリカ「それほホントにソーナンス。」
ピカチュウ「設定GBだからソーナンスはまだ出てねぇよ!」
エリカ「あら、これは一本とられてしまいましたわ。」
サトシ「やるなぁ、ピカチュウ。」
エリカ「ええ、本当に。ではバッジを差し上げましょう。」
ピカチュウ「ハァ?なんでそんな流れになるんだよ!ポケモン勝負はどうした!」
サトシ「今までもちゃんとやってきた試しないだろう。それにある意味ポケモン勝負だったろ。」
ピカチュウ「いや・・まあいいんだけどよ。」
エリカ「はい、これがバッジですわ。」
サトシ「どうもありがとう!」
ピカチュウ「コレ何か違うくないか?傘の形のジムバッジ何かみたことないぞ?」
サトシ「・・・!な、なるほど!これがレインボーバッジか!」
ピカチュウ「な、なんだよ、でも公式に載ってるのと随分違うぞ?」
サトシ「ッフ!違うんだよピカチュウ君!」
エリカ「虹とかけまして〜。」
サトシ「雨の日に指す棒と解きます。」
エリカ「その心は!」
サトシ・エリカ「「レイン(雨)ボー(棒)!!」」
エリカ「お後がよろしいようで。」
ピカチュウ「全然よろしくない!」

*このあとちゃんと普通のレインボーバッジを貰いました。




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