モケポン

目指せポケモンマスター〜ハナダ━クチバ間編〜



ハナダシティ

サトシ「ゲノムグルービー号って何処にあんねん。」
ピカチュウ「サントアンヌ号じゃ、三回死んで来い。」
サトシ「無茶を言うな。」
ピカチュウ「ええからクチバシティ行くぞ、ボケ。」
サトシ「偉そうな口叩きおって・・。」
ピカチュウ「潰されたいか?」
サトシ「遠慮しときます。」
ピカチュウ「・・・あ。」
サトシ「どうしてん、ネズミ男。」
ピカチュウ「後に殺す。・・・この先木があってとおれねえんだよ。」
サトシ「ハアアアアー?なにしとんねん、潰すぞー。」
ピカチュウ「ここに捨てて行ったろか、コイツ。」
サトシ「どうすんねん、クチバシティ行かれへんぞ。」
ピカチュウ「知らんがな、お前の旅じゃ。勝手にしろ。」
サトシ「上から読んでも下から読んでものび太の旅の。」

民家前

サトシ「あの家突っ切っていこうぜ。」
ピカチュウ「あの家泥棒入られた見たいやな。」
サトシ「いいから行こう。」
ピカチュウ「コヤツ、モラルが無いんか。」
サトシ「おっさん、こんな家散らかして何しとんねん。」
家主「ロケット団の野郎に・・。」
サトシ「プピー!ソケット団如きに!ツカエネー!!」
家主「せっかくポケモンに覚えさせようと思った技マシンも台無しだ・・アレは高かったのに。」
サトシ「しらんがな。」
家主「だが、あいつらに悪用されるならあげた方がマシだ、もらってくれい!」
サトシ「・・・え?」
ピカチュウ「ええから、先を急ぐぞ。」

民家裏口前

ロケット団「く、見つかっちまったか。」
サトシ「コイツ、大きい病院に行った方が・・。」
ピカチュウ「確かに隠れていたとは思えない場所にいるが、気にかけるな。」
サトシ「スリープとか出してくる前に片付けよ。」
ロケット団「・・・・・。」
サトシ「毎回思うが弱すぎるな。」
ピカチュウ「まあそういうな、無駄な時間は費やしたくない。行くぞ。」
サトシ「いや、賞金もらってない。」
ピカチュウ「はよしろ。」
サトシ「・・・・・・。」
ピカチュウ「どうした?おいていくぞ。」
サトシ「コイツ・・裸銭で150円しかもって無い・・。」
ピカチュウ「まあ、所詮そんなもんだろ。」
サトシ「・・・行こう。」
ピカチュウ「そうだな。」

クチバシティ

サトシ「ここがクチバシティか、割とでかいな。」
ピカチュウ「まあ、一応港町やからな。」
サトシ「ふーん、まあ良い。さっさと行くか。」
ピカチュウ「ところでよ・・」
サトシ「何だ?」
ピカチュウ「ソケット団じゃなくてロケット団だぞ。」
サトシ「アチャ!一本取られた!!」



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